骨董ファンには憧れのお店と言えばセンスの良い器、簪や櫛など現代の生活にも使えるモノをという
コンセプトのてっさい堂さん。店内は古伊万里の皿が山のように積み重なり、もし地震が来たら
損害額は・・・などと考えてしまうほどお宝の宝庫らしい。というのも私は残念ながら、未だに
訪れる機会がないのです。芸能人とかデザイナーだとかそういうセレブがこぞって買いに行く
云々という雑誌を見るにつけ、骨董価値プラスカリスマ的ブランドイメージが加わり、とてつもなく
高い価格設定になっているのでは・・・と小心者には近寄りがたいオーラを感じてしまうのです
この10月、そんな高嶺の花のてっさい堂さんの豆皿というには少し大きめな古伊万里を戴きました。
その絵付けの凝ったこと!中心には松竹梅、私好みの丸紋には仙人と山水が描かれ呉須の濃淡が絶妙
です。遠目で見ても何か別の模様としても見られる、手の込んだ意匠で形は輪花式。ついに本物を
手に入れた〜〜と思わず喜びの舞!多くの女性はブランドバッグなんかを一生ものとして購入したり
プレゼントにおねだりするものなのでしょうが、私にとっての一生モノは此れでございます。
小さくてかわいいもの、そして何十年何百年経っても変わらない美しさと芸術性はいつまでも私の
心を魅了し宝物になっていくことでしょう。Special Thanks!!
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