去年までキッチンの窓から川沿いの桜を愛でることができていたのですがマンションの
出現により、すっかりその眺望は遮られ外に出て路地を抜けないと見えなくなりました。
ところが、この路地を抜け出て広がる一面薄紅色の景色がまるで別世界のようで、歩いてそこ
まで行くことに意義があることを発見させてくれたのです。折りしも花の雨で寒いとくれば
花見の人込みもなく、この一瞬だけ私の独り占め。路地にぎっしり並ぶ家々はまさに
現世そのもの、それらが途切れた先にはあの世とはこういうものかもと思えるような
満開の桜。三途の川にはハラハラと落ちた花びらが白い帯を作って・・・と新たな想像
が感動を呼び起こしてくれたのでした。はかない桜ウイークははかない現実逃避？。。。

4月に入ると春とはいえまだ寒い日もあるのに街はもうトレンチしか着ちゃいけません風潮
黒や茶といった色もなんだか重く感じられ、難しい季節ですよね。そんな時春らしい小物で
ごまかすってのも手。これは某ショップのノベルティーグッズなので非売品ですがたたんで
バッグに入れておけば荷物の多い時に重宝します。近頃はいろんなお店でオリジナルのバッグ
を出していますよね。どれもみな持ち手がついた同じような形で。最近見直している風呂敷の
便利さに通じるものがあるこの袋は、おしゃれで無造作。ロゴのシャーベットトーンもかわいい
これを持つと海にでも行きたくなるよな軽い気持ちになってしまうんです。花冷えにムリして
薄着になるより、気分で春を先取りしましょ！のショッピングバッグでした。