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被災時に活動するうえで,居住者に関する情報は大変重要です。居住者の安否確認や救出活動を行うためにも,高齢者や障害のある方の避難の支援をするためにも,事前に情報を把握しておかなければ迅速かつ的確な活動はできません。 | |||
◆居住者名簿等の情報は細則に基づいて厳重に管理 | |||
個人情報保護法の改正で,管理組合で管理する情報も規制の対象となりました。これを受けてGT4では「居住者名簿管理細則」を定めました。収集や保管管理については,細則に基づいて厳重な管理を行っています。 災害時に管理者が不在だと名簿の取り出しが出来なくなる恐れがあるので,保管場所の鍵を管理する者を複数定めておくなどの対応策が必要です。 |
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◆情報提供しやすい様式作成に取り組む | |||
個人情報の提供に消極的な方や過敏な反応をされる方も見えますので,災害時に必要な最低限の情報(世帯基本情報・支援協力・支援依頼など)に絞るなど,居住者が情報提供しやすいように配慮して情報収集する必要があります。 居住者情報が100%回収できれば理想ですが,100%回収にこだわるとその後の作業が先に進めなくなりますので,回収できた範囲で少しずつ取り組んでいきましょう。ただし,提出しない居住者に対して粘り強く提出の働きかけをすると共に,「救助や支援のプライオリティが下がる」ことを組織全体の共通認識としておく必要があります。 |
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GT4の居住者情報アンケート様式 「災害時助け合い連絡票」 |
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GT4 横浜 霧が丘グリーンタウン第4住宅管理組合 | GT4 |