ドクター&ナースがおはなしする やさしい小児ぜんそくの治し方

-当院で書いた著書の紹介です-



2008.8.29発行(主婦と生活社)の、小児ぜんそくの治療を解説している本です。
著者は星川小児クリニックの院長(山本淳)と、看護師(小林晴美)です。


これまでも、単独あるいは共著で、いろいろな本を書いてきました。

 
 

これらは、やはりインターネット情報が主流の時代の流れもあり、過去の本になってしまいましたが、「ドクター&ナースがおはなしする やさしい小児ぜんそくの治し方」は、多少ニーズがあるのか、最後まで販売を続けていました。
しかし、この本も2015年5月で出荷を停止することになりました。
このページもクローズしようかなとも思ったのですが、残しておこうと思います。

<もくじ>
リンクのあるページは、読んでいただくことができます。

巻頭カラー
~ドクター&ナースがおはなしする~
やさしい小児ぜんそくの治し方


はじめに
気管支に楽をさせる治療が当たり前の時代になりました
こんどはナースと一緒に書きました
わたしたちのクリニックはごく普通の小児科です

PART1 ぜんそくはどうやって治すのか

小児ぜんそくの治療の流れ (pdf)
 STEP1・とりあえずよくする段階
 STEP2・炎症がおさまるのを待つ段階
 もっとよくなるためのキーワードは環境整備
 STEP3・薬をゆっくりと減らしていく段階
 STEP4・薬をやめた後も見守っていく段階
ぜんそくの重さはどうやって決まるのか
治療はどのくらい続けるの?

PART2 ぜんそくはどうして起こるのか
ぜんそくの子は気管支が敏感 (pdf)
過敏な気管支に影響するものは
アレルギー反応が気管支に伝わるしくみ
ゼーゼーしているときに気管支におこっている変化
過敏な気管支には炎症が続いている
ぜんそくは悪循環病
Early intervention って何?
ぜんそくのはじまりはいろいろ
鼻炎や副鼻腔炎の影響

PART3 ぜんそくに使う薬
治療の主役は抗ロイコトリエン薬と吸入ステロイド薬
吸入薬のいろいろ
 エアロゾル剤/ドライパウダー製剤/吸入液
抗ロイコトリエン薬
吸入ステロイド薬
β刺激薬(交感神経刺激薬)
吸入ステロイド薬とβ刺激薬の合剤
テオフィリン薬
インタール
Th2サイトカイン阻害薬
抗コリン薬
飲み薬のステロイド薬

PART4 ぜんそくをもっとよくする環境整備
かぜじゃなくてアレルギー?
 アレルゲンをつきとめる検査
環境整備の中心はダニ対策
 外国に行くと薬がいらなくなる
 ダニはこんなところに潜んでいる
 梅雨と秋はなぜ悪い?
 実際にダニの量をチェックしてみよう
 高密度繊維は結構おすすめ
 ダニを減らすお掃除のポイント (pdf)
ぜんそくに影響するそのほかのこと
 毛のあるペットはできれば避けたい
 親のたばこは子どもの喘息に100%影響する
 暖房器具はどんなものがよいか
 花粉はどのくらい影響するのか


PART5 ピークフローメーターとぜんそく日記を使ったぜんそくの管理
ピークフローメーターを上手に使おう
ピークフローの測り方
ピークフローの値の見方
吸入性気管支拡張薬を使ったときの数値の比較
フローボリュームカーブで気管支のより細い部分の状態をチェック
ぜんそく日記をつけてみよう(ぜんそく日記ダウンロード) (pdf)

PART6 薬の上手な使い方
かぜ薬とどこが違うのか
咳をしたら気管支拡張薬を使えばいいの?
気管支拡張薬の減らし方
気管支拡張薬をきちんと使いこなそう
家庭で吸入器を使って気管支拡張薬を吸入する方法
薬はいつまで続けるの?

PART7 ドクター&ナースが答える 小児ぜんそくQ&A
受診のタイミングがよくわからない
気管支拡張薬が処方されたらぜんそくってこと?
ぜんそくなのかぜんそくじゃないのかはっきりしない
咳ぜんそくと言われた (pdf)
ぜんそくじゃないと言われたけどしつこい咳が続く
耳鼻科や皮膚科でアレルギーを調べてくれない
発作のときは安静にしておいたほうがいいのか
運動するとよくゼーゼーしたり咳こんでしまう
ぜんそくの子にはどんなスポーツが適しているのか
ぜんそくとは言われなかったが抗ロイコトリエン薬が処方された
吸入ステロイドの副作用が心配
吸入ステロイドを使ってもよくならない
連用薬がなくなったのだけどかぜのときが心配
食物アレルギーで発作を起こすことはあるの?
アレルギーの検査をしてほしいのにしてくれない
心因性のぜんそくと言われた
ぜんそくは母原病だといわれた
年長児になってからぜんそくって言われた
私も子どもの頃ぜんそくだったけど治療とかなり違う
小児ぜんそくの治療は先手必勝じゃなかったの?
ガイドライン通りの治療を受けたいのですが
学校や幼稚園にはぜんそくって言っておいた方がいいの?
家族がたばこをやめてくれない
子どもが三日坊主で、薬もピークフローも日記も続かない
帰省や旅行の時の注意点
小児ぜんそくの子の将来の職業は?

PART8 小児科の選び方・つきあい方
やる気をもっていると結果も変わります
24時間みてもらえるところがいいとは限らない
今までみてもらってきたかかりつけ医を大切にしたい
専門病院とかけもちするときは、保護者が医療機関どうしの連絡役になる
セカンドオピニオンを聞くときはポイントをおさえて
鼻症状も忘れずに伝えよう
深呼吸の音を聞いてもらおう
「薬だけください」では、ぜんそくはよくなりません
すいている時間帯を聞いてみよう
通院がとぎれて行きにくくなっても、できればもとの先生に (pdf)
おわりに