「ガレットデロワ」とは・・フランス菓子では有名なもの
直訳すると「王様達のガレット」
アーモンドクリームが入っているのが主流で
あんこが入っているのは珍しいですね。
本来1月6日の公現節(エピファニー・Epiphanie)の時に食べます。
公現節とはキリストが誕生して2週間後、
神様のお告げによりキリストが誕生したことを知らされた
3人の賢者(王様)がキリストのもとにたどり着いた日のことです。
その日を祝ったガレットだから、「王様」のガレット。
中に「フェブ」(feve)と呼ばれる小さい陶器の人形が一つ入っています。
切り分けたガレットをみんなに振り分け、振り分けられたガレットの中に人形が
入っていた人にはその日一日王様として振舞ってもらう、と言うものです。
そしてフェブは王様になった人の、一年のお守りとして活躍してくれます。
そんなわけで、本来は「フェブ」はケーキの中に入っているもの
でも、知らない人は、異物混入と思うし、歯かけてもいけないし
だから。。上にのせるか、横に置いておくのです。
いろんなフェブがあるから、コレクターもいるのだそう
All words written by Akiko Inoue
|