0歳児は受けたほうがいいのか
専門家によっても意見がわかれます。
インフルエンザのワクチンが脳炎脳症を予防あるいは発症の確率を下げるという証拠はありませんが、1〜2歳が最も脳炎脳症の発生率が高いことを考えると、予防注射を接種する時期にはまだ1歳になっていないが、流行期には1歳になっているような児にはすすめてもよいのではないかと思います。
また、0歳児でも脳炎脳症が無いのではなく、件数は1歳よりは少ないものの、発症する児もいますし、その多くが乳児期後半の児であることを考えれば、流行期に生後9〜11ヶ月を迎える児なども1歳の児とリスク的には変わらないのではないかとも考えられるわけです。
そのようなわけで生後6ヶ月以上のお子さんからはインフルエンザワクチンの接種を希望者にはさせていただいております。