一部の保育園から依頼される高体温体質証明書

保土ヶ谷区外のある認可保育園(1カ所だけです)のことなので、件数は多くはないのですが、夏場などに一時的に体温が37.5℃以上になることがあるが、かかりつけ医に行って、「この子は高体温であるので、体温が少々あがっても保護者を呼び出さなくてよい」という診断書をもらってくれば、呼び出さないので、書いてもらってくださいといわれる保育園があります。
子どもの体調は体温だけでなく、元気さ、食欲など、いろいろな面から総合判断するものです。また、環境温が高いときに一時的に体温があがるのは、特に体温調節が未熟であり、また体重あたりの表面積が広い乳幼児ではあたりまえのことです。環境温が低いときも同様のことが起こります。
このような子どもの特徴を知って、子どもの状況を判断するのも保育園の仕事(保育士としての専門性)とも思います。
「37.5℃以上でも大丈夫です」というような医師の診断書を求めるというのは、ちょっとどうかな~
私たちは、「一般論として」体温がやや高めであっても食欲があり、機嫌が良ければあまり心配がない・・・というようなことは言えますが、その子の平熱が何度であるかというようなことを、かかりつけ医として把握しているわけはありません。
さらに、その日の環境や、運動の有無によっても判断は変化するはずです。病気でもないのに、個々に診断書を出すような問題ではありません。
機械的に体温だけで判断して呼び出します、と、自ら宣言し、その時に様子をみているわけでもないのでわかるわけがない「かかりつけ医」の診断書に責任をゆだねようとしていると言ったら言い過ぎでしょうか?

用紙ダウンロード

保育園に提出するための診断書?のかわりに以下ではどうでしょうか。

・保育園に方針の再考を求めるのであればこちらをダウンロード
・とりあえず、診断書の替わりに何か持っていくのであれば、こちらをダウンロード

印刷して保育園にお持ちになれば少しはお役にたてるかと思います。