朝晩は寒いと感じるような日が増えてきましたね。
きんもくせいの香りも今、街中でふわぁ〜っと香るいい季節になりました。
今月は先日、久々にでかけた熱海で発見したかわいいものをご紹介しましょう。
果たして他の人に、これがかわいいもの〜?と首をかしげられちゃうかも
しれないのですが、私には、妙に心惹かれるフォルムに見えたのです。
東京では、ほとんどの消火栓は地下式でたまにステンレスなんかの
新しい地上式を見かけますよね。洗練されているけれど、おや?っと
思えるものには、出会えなかったのですが、この熱海の消火栓の丸い感じ、
塗りなおしたのであろう、(なぜに黄色?!)ペンキ、素材もきっと鉄?。
懐かしさがこみあげる佇まいに足が止まってしまいました。
この地上式消火栓は、寒い地方では積雪や凍結でいざという時に
使えなくなるので、あまりないそう。やはり暖かい熱海ならではの地に
こういったレトロな消火栓は生き残っていたのでしょう。
海岸沿いの老舗旅館群が一斉に取り壊され、巨大マンションが建設中に
なっていました。再開発で失われてゆく、古い建造物やこういった味のあるモノたち。
どうか、残しておいて欲しいものです。