今か今かと待ち望んでいた桜がやっと咲いて、目黒川のほとりは連日観光客で
すごいにぎわいになっています。あっちでこっちでイベントがあり、テレビやラジオ、雑誌でも
紹介されているので人が集まるのはしかたないのだけれど、ごみの始末がされていないのが
残念ですね。道端にビールの空き缶が転がっているなんて、普段はありえない光景。
どうかみなさん、モラルをもってお花見してくださいね。
さて、みんなが注目している桜は放っておいて、私がずっと前から気になっている椿の名所
の写真、これが今月のかわいいものになりました。椿って品種によって開花時期がとても長く
11月くらいから4月上旬くらいまで楽しませてくれるので最近はまっています。
この写真の場所は山口県萩市笠山椿群生林。2月17日〜3月21日まで「椿まつり」が開催
されていました。約10ヘクタールの広さに2万5千本ものやぶ椿が自生しているそうです
30年の時を経て
、かなり大木になっており木と木の間もくっついているようで
下の方に陽が当たらないため枝や葉がないのでしょう、上の方に葉と花が集中して
いる感じがします。けれども、椿は花首ごと、ぽとりと落ちるので道一面にこぼれた赤い花と
幹の白さとのコントラストがとても美しい絵画のように見えます。
狙って作った画像でない
自然そのままなのに、ちょっと神秘的な風景に心が癒されますね。
ところで、この時期にいつも蝋細工のような底白の椿を咲かせている八雲の邸宅
今年は咲いているかと見に行けば、なんと花芽がつく頃に剪定してしまったのでしょうか?
すっかり丸坊主になっていました。あいかわらず品種名はわからずじまいです。
どなたかご存知の方、教えてください!