熱が出ると、高熱のために脳がやられた人がいる…?…?などということを心配する人がいますが、それは本当は違うのです。それは脳炎を起こすような病気があって、そのために高熱もあったということなのです。
病気の重さを示すものとして、確かに熱が何度かということは簡単な指標にはなりますが、もっと大切なのは、機嫌と食欲。熱があっても抱っこしてあげると笑う子や、ミルクの飲みもまあまあだったりすればあまり心配ありません。さらに食欲が落ちても、水分はとれるし、時々笑顔もでて遊びだすというのなら、それも安心材料です。
ただし、機嫌や食欲が問題なくても、生後4か月未満のお子さんの場合や、2〜3日熱が続くような場合は自己判断では心配ですので、受診してください。
★おまけ★
最近は「機嫌と食欲」じゃなくて「機嫌か食欲」と説明しています。扁桃腺炎なんかのときは熱は高く食欲はすぐに落ちるけれどちょっと疲れた感じだけでそんなに機嫌は悪くないし、逆に鼻が詰まったり咳こんだりしてちょっと怒りんぼモードで機嫌が悪くても、食欲が普通だったらそりゃあ急ぐ病気じゃないですしね。(笑)