インフルエンザ脳症


 ここでは、インフルエンザ脳症の初期症状をお話しします。(厚生労働省の班会議の報告から一部引用します)

 インフルエンザ脳症の初期症状は、

です。
 けいれんは、短いものもありますし、20分以上続くものもあります。回数も1回だけのことも、繰り返すこともあります。
 意識障害は、簡単にいうと眠ったようになってしまい、呼びかけや痛みで刺激をしても目が覚めないような状態のことです。何となくボーっとしているとかうとうとしているというような場合もあります。
 異常行動というのは、ふだんとは全然違うおかしな行動で、様々なものがあります。動物やアニメのキャラクターがやってくるなどという幻視、幻覚を中心とした意味不明の行動です。お母さんがそばにいるのに、お母さんを捜し回るとか、意味不明の言葉をしゃべったり、理由もなくひどくおびえたりします。
 インフルエンザ脳症では、このような症状が熱が出てすぐに出現することが多いので、発熱→けいれん→意識障害→異常行動 が、起きたときは、インフルエンザ脳症の始まりである可能性があります。
 ただし、けいれんがあるといっても高熱があるのですから、ただの「熱性けいれん」かもしれません。
 また、ボーっとしているとか、うとうとしているというのは子どもだったら熱のときによくあることかもしれません。
 異常行動といっても、これも「熱せんもう」といって脳症でなくてもインフルエンザのとき、高熱のときにはよくあることともいえます。しかし、けいれんが長く続くなど、上記の症状が重なったときには、脳症の可能性がありますので、早めに大きな病院に受診することが必要です(ほとんど入院になるので時間的なロスを考えるとクリニックを経由しないほうが良いと思います)


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