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新型コロナウイルスワクチン(星川小児クリニックで行う個別接種)の総合案内
2022年5月22日更新
このページを厚生労働省が解説する新型コロナワクチン接種総合案内サイト、横浜市からのご案内のリンク先としても登録しています。
以下をクリックすると解説のページにリンクします。
■重要なご案内(確認事項)
横浜市のシステムでは、私たちのようなクリニックでの接種は通常「サテライト型」といい、市の集団接種のようにワクチンが安定的に供給されません。
配達されるワクチンの必要量は、3週間前までに市に申し込まなくてはならず、それを受けて市は2週間前に仮確定という形で何本ワクチンを供給するかを知らせてきます。市としては仮確定通知を受け取ってから、市民の予約を受け始めるようにと私たちに指示しています。
しかし、どのくらいのご希望があるのかがわからなければ、ワクチンの必要量を市に申請するわけにもいきません。
そのような事情がありますので、市民の皆様には、「2週間以上先の予約は仮予約」であるという認識でお願いします。
当院から特に連絡がなければ、そのまま「予約」と考えてご来院いただけます。
当院もある程度は需要を予想しながら、余裕をもって発注はするのですが、横浜市からのワクチン供給は希望通りには来ませんし、マスコミの影響もあり、急に需要が高まることもあり、ご希望に添えないことがあるかもしれません。
■お断り
当院では、新型コロナウイルスワクチン接種の接種を行う時間帯を捻出し、通常の子どもたちの診療を分けるため、2022年1月より、通常の診療の標榜時間を変更し、午後の診療時間は15時からとしました。そのため、午後の15:00(予約時刻として)までの新型コロナウイルスワクチンの接種は「時間外」という表示になりますので、ご了承ください。なお、それ以外の時間帯にも子どもたちの診療をしながら、新型コロナウイルスワクチンの接種をすることもあります。
よくある質問
■星川小児クリニックは12~15歳の接種を「積極的に行う医療機関」に掲載されていませんが、中学生などの接種に否定的なのでしょうか?
- そういうわけではありません。子どもたちへの接種機会は非常に早くから提供していました。詳しくは、10代の子どもたちへの接種についての考え方をご一読ください。
- なお、横浜市によると、「積極的に」という意味は、優先して予約を受けることなのだそうです。しかし、小児科学会からも発言していますが、子どもたちよりも早く接種してほしいのは、学校の先生、保育園の先生など、子どもたちのまわりにいる人たちです。その方たちの予約をお断りして12~15歳の予約を優先することが大切だとは思えませんので、当院では横浜市に登録しませんでした。
■オミクロン株に新型コロナワクチンは効くのですか?
- オミクロン株がでたときに、ワクチンの効果が落ちることが懸念されましたが、未接種者(特に高齢者)は、入院率、重症化率は2回接種者に比べても非常に高く、3回接種によるブースター効果も十分にあります。詳しくはこの記事が参考になります。以下の図はロサンゼルスのデータですが、ご理解いただきやすいと思います。
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画像をクリック(タップ)すると拡大されます。

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■ファイザーとモデルナについて副作用や効果の違いを教えてください
- 厚労省から一定の条件(若年男性など)を満たす場合1回目がモデルナでも2回目をファイザーにすることが認められましたが、その案内はこちらです。詳しい案内リーフレットはこちら(pdf)です。
- 若い男性では、ワクチン接種により心筋炎を起こすことが高齢者に比べ多いようです。当院のワクチンはファイザーです。
- 3回目については、できれば高齢者にモデルナを積極的に接種するように案内や準備をしていただき、若い方が接種できる時期になってファイザー製が足りなくならないようにコントロールしてほしいということは、クリニック(一医療機関)としては横浜市には12月頃からお願いしてありますが、どうなるかは不安もあります。
- なお、若い方でも、新型コロナウイルスに実際に罹患した場合の後遺症としての心筋炎のほうが、モデルナワクチンを接種したための心筋炎よりも、程度、頻度ともに多いようです。
- 高齢者の方が3回目を接種するときには、心筋炎の副作用に差がないので、むしろ抗体価の上昇や、効果持続はモデルナのほうが少し良いそうですから、モデルナを選択するほうが良いかと思います。ただし、モデルナの接種ができる会場は限られているようですが、ビジネスパーク接種会場は、すでにオープンしていて、余裕があるようです。

■接種券があれば12歳の誕生日の「前日」から接種ができますか?
- 接種券がお手元にあれば接種できます。12歳からというのは、12歳になる日ということで、法律的には12歳の誕生日の前日なのだそうです。
■3回目の接種は18歳から接種ができるそうですが、18歳の誕生日の「前日」から接種ができますか?
- 前問の12歳の解釈と同様で、18歳の前日から接種ができるそうです。
■新型コロナに感染してしまった後の接種はどのくらいあけたほうが良いのですか?
- 日本では決まりはありませんので、病気が回復していれば接種できますが、厚生労働省のページに(3回目の追加接種についてだけとも読み取れますが)「目安として3ヶ月」という記載があります。ただ、それより短いからということで健康被害があるというわけではありません。
3ヶ月程度という目安は、外国でも一般的だと思います。
■勤務地は横浜市なのですが、市外在住です。星川小児クリニックで接種できますか?
- 市外在住の場合、例外的に接種できることがありますが、ここをクリックして申請をお願いします。
- しかし、他の自治体では居住地に関係なく接種しているところもありますので、自治体によって判断が違うのだろうと思います。