かぜ症状で受診(または検査)する場合の臨時対応について 

かぜ症状を伴う一般診療の受診は一時的に制限させていただいています

1.かぜ症状を伴わない一般診療
  • ぜんそく、アレルギーなどの定期通院、免疫療法、便秘、皮膚症状、夜尿、発達の相談などの方は、いつもと同じように一般診療の予約をとっておいでください。
2.かぜ症状がある場合
  • 小学生は37.5℃以上の発熱(現在は解熱していても数日以内に発熱している場合も含みます)や、だるさがある(あった)場合 (ごく一時的に体温計の数字が超えただけのときは除きます)
  • 未就学児は37.8℃以上の発熱(現在は解熱していても数日以内に発熱している場合も含みます)や、だるさがある(あった)場合 (ごく一時的に体温計の数字が超えただけのときは除きます)
  • 同じクラスや学童などに陽性者がいる場合は、さらに軽微な症状でも、同じようにさせていただいています。
2に該当するような場合は、発熱後12時間以上してから、ご家庭で抗原検査をしていただき、そのキットや画像をお持ちいただくか、当日受診の際にドアの外で検査をさせていただくことになります。なお、対面診療ではなく、PCR検査だけ(結果は翌日)をして、陰性を確認して翌々日以降の登校に備えることもできます。(幼児の唾液採取も現在の方法であれば比較的簡単です) 検査をした上で、翌々日以降に対面診察をご希望になる可能性がある場合も、お電話でご相談ください。(なお、5月8日からは5類になったため、検査も保険診療で行わなくてはなりません。そのため、自己負担金のある方は、一部有料になりますので、PCR検査よりも抗原検査のほうが安価で実施できますので、体調が許せば抗原検査のほうが良いかもしれmさえん)

<PCR検査について>
  1. PCR検査のキットをお渡ししますので、相鉄のビル管理上の規定により、原則として星川SFビルの外で唾液を採取(30秒ほど綿棒をしゃぶっていただくだけ)し、検体をお持ちいただくことになります。
  2. PCR検査の結果は翌日の夕方に陰性であればわかる予定ですので、陰性であれば、翌々日以降に一般診療(対面診察)も可能になります。(その後、別の感染の機会があり発症した場合は別途)
  3. 翌日の夕方までに結果がでていないときは、Web上で仮の形(ここをクリック)して速報をだします。陰性を確認して、一般診療(対面診察)のご希望があれば、一般診療の予約をとってください。

病児保育室を利用するために4号様式が必要なので受診したい場合

4号様式は必要ですが、抗原検査が早すぎる(熱がでてからの時間が短いなど)こともあるので、利用当日朝に受診して、そのときに抗原検査もして4号様式を発行するほうがよいこともあります。いろいろなケースがあるので、病児保育室アニモか、かかりつけの方であればクリニックにご相談ください。

当院では2022年春までは発熱外来をしていました

当院では新型コロナ流行初期より、地域の小児科医療機関として、発熱外来はしていました。といっても、新型コロナ疑いではない方は普通に診ておりました。
もともとは、PCR検査も抗原検査もできなかったし、PCR検査も保健所が行うものでした。
その後、2021年頃からは、検査が医療機関でもさせていただけるようになりましたが、新型コロナウイルス感染症と診断された後は、保健所管理でした。
この頃は、保土ケ谷区だけでなく、隣接区からも多くの小児が来院して対応していました。
その後は医療機関でもフォローをするようにとなってきましたので、当院のように、はっきりと新型コロナウイルス感染症とわかっている方の対面診療がビル管理会社から認められていない場合は、電話でのフォローしかありませんが、小児の場合は軽症なのでなんとかできていました。
ただ、2022年頃から、「発熱外来=新型コロナ感染症でも対面診療をしてくれる医療機関」というイメージが社会的にできてきて(法律が変わったわけではないのですが)、誤解をしている市民(主に初診の方)とのトラブルも多くなってしまいました。
このため、2022年春に、神奈川県とも相談し、いわゆる「発熱外来」は辞退することにしました。
しかし、発熱のお子様の診療は普通に行っています。むしろ、「発熱外来」という予約枠を作るよりもずっとスムーズです。
もちろん、診療前の検査はしていて、新型コロナウイルスが陽性の場合は、電話フォローに切り替えていますが、小児の場合は、新型コロナ感染症以外の発熱のほうが圧倒的に多いので、それらの診療をスムーズにするほうが、予約人数に制限がある「発熱外来」よりも、ずっと多くの発熱児を診療できます。
このような理由で、今は「発熱外来」でないほうが、地域医療として役に立っているのではないかと思っています。