| ぜんそくの診療 | |
院長の専門分野である、小児ぜんそくの外来診療についてお話しします
1.開業医がぜんそくの専門診療をするメリット
「ぜんそくの専門外来」っていうと、例えば月に1回、大病院の外来の予約をとって、専門医の診察を受ける・・・ってそんなイメージですよね。僕もやってました(笑)。でも、ちょっと敷居が高くないですか? 開業医の外来は、「数日、治療してみてうまくいかなかったらまた来てね」ができるのがひとつのメリット。とくに当院は次の外来の予約を、帰りに受付でおとりすることはいたしません。だいたいのペースを決め、また臨機応変に通院していただけるように、また、その必要性も患者さんにも考えていただけるようにしています。「まだ1週間しかたっていないけれど、ここは診察に行っておきたい・・・」、そんなふうに「考える」患者さんはきっと早く良くなります。僕らは、開業医が片手間に専門外来をするのではなく、開業医だからこそのメリットを皆さんに活用していただけるような専門外来を展開していきたいと思っています。
2.できれば「かかりつけ医的」な感覚で「ぜんそく外来」をご利用ください
そういうわけで、当院ではとくに、「かかりつけ医的感覚」での、「ぜんそく外来」を考えています。特に、ぜんそくという病気は、かぜなどさまざまな感染症の影響を受けるので、「かぜをひいたとき」にどうするか、は、ぜんそくと切っても切れない関係にあるのです。また、診療のポリシーもぜんそく以外の場面でもお話ししていくと、実は根っこのところでとても役立つものがあります。急性疾患と慢性疾患の違いと相互関係、薬の使い方のメリハリなど、お話ししたいことはやまほどあります。それが先々役立つような外来をしていきたいと思います。一回の診療でお話しできることはやはり時間的にも限られてしまいます。多少ご遠方の方もおいでになると思いますが、ちょっと気持ちの上で、「ご近所感覚」「かかりつけ医的感覚」でおつきあいしていただけるとうれしいです。
3.遠距離通院が役立つような場合とは
たしかに、以前はかなり遠方から通院される方がおいでになりました。北海道から飛行機でいらした方もいますし、名古屋や仙台から通われた方もいます。入院中に外泊許可をとって来られ、そのまま退院して当院に転院した方もいます。ただ、そのころはそれでも意味があり、そうやって通院していただくことで、毎晩の救急外来通院から開放され、幼稚園に行けるようになったり、とにかく交通費を払ってもプラスだったと、私からみても思うような方がたくさんおいでになりました。しかし、今は、世界でも先進的な小児ぜんそくガイドラインができ、日本中どこに住んでいても一定レベル以上の医療が受けられるようになってきています。もし、今、ぜんそくの専門診療を目的にした遠距離通院をするとしたら、ある程度年長のお子さんかと思います。ぜんそくという病気は、セカンドオピニオンが難しく、セカンドオピニオンを本当の意味で受けるならば1回、2回の通院では無理です。というのは、「経過をみてはじめて判断できる病気」だからです。なので、ワンポイントリリーフは無理。野球で言えば、「勝ちゲームを作るための中継ぎ投手」のような役割でいいのですが、最低でも何ヶ月かは通うつもりでないと難しいです。それならば、今でも少しは役立つかなと思います。そのあたりは、当院を受診される前にご理解いただきたいと思いますので、ぜひナースと事前にメールで相談してみてください。
4.ナースのかかわりかた
ぜんそくの診療に限ったことではないのですが、ぜんそくの診療の質はナースのかかわりかたで大きく影響をうけると思います。当院の看護師がインタビューされた記事をご覧ください。