ふつうの診療  
   

急性疾患を中心にした小児科として「ごくふつうの」診療についてお話しします

1.次回に役立つような診療をします

熱がでたとき、嘔吐をしたとき、ちょっとふりかえり、最初のホームケアをチェック。「それでよかったんですよ」「こんなふうにしておけばもっと良かったですね」なんて会話が飛び交います。そうすれば、きょうだいにうつったときも、また似たような病気になったときもきっと役立ちます。

2.薬でごまかしません!(笑)

「あの先生の薬は良く効くよ」「○○医院の薬は弱くて効かない」な〜んて話とは当院は無縁です。(というか気にしてません) 例えば熱が3日出るようなかぜをひいたとき、1日目に診た先生の薬は効かない、3日目に診た先生の薬は劇的に(笑)効く!というのは日常茶飯事。もちろん、患者さんの思いこみなんですが・・・
「先生、おかげさまで薬が良く効きました。すっかり熱も下がって・・・」と言われても、「いえ、それは多分自然経過ですよ。薬が本当に効いたというわけじゃないです。」というような本音の話もいたします。
そうしないと、次から困るから・・・

3.休日、夜間に安心しておうちにいることができるような質の良い「昼の」診療をしたいと思います

第一線の家庭医(とくに小児科医)の役割って・・・つきつめていうと、まさにこれだと思います。「夜に困ったら行きゃいいや」のコンビニ救急をどんどん作っていけばいいという考えもありますが、それでは絶対的な医療資源の不足と直面するだけでなく、本当に質の良い昼の診療に結びつきません。普通の病気なら夜は落ち着いてお子さんを寝かしつけ、看てあげることができる親御さんをお育てすることが、社会貢献のひとつだと思っています。もちろん、救急外来は必要です。でも、どんなときは行く必要があり、どんなときは待ってもいいのか、そんな目を養えるように、ふだんの「昼の」外来の中でお話ししていくことは、夜間休日でもこどもの大事な変化を見逃さないことにもつながる大切な仕事だと思っています。(参考リンク「中国の小児医療事情)